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iPhoneの写真のための「3-2-1バックアップルール」

同期されたライブラリは、いくつもの場所にある1つのコピーです。3-2-1ルールが求めるのは、本当のコピーです。

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要点

3-2-1ルールとは、写真のコピーを3つ、2種類の異なる保存先に持ち、そのうち1つを自宅から離れた場所に置くことです。iPhoneの持ち主なら、iPhone上のライブラリ、iCloud写真上の同じライブラリ、そしてパソコンや外付けドライブへの定期的な読み込み、という組み合わせが考えられます。iCloud写真は削除も同期するので、離れた場所のコピーとしては優秀でも、それだけではバックアップになりません。

押さえておきたいこと

  • コピーは3つ、保存先は2種類、うち1つは自宅の外に。
  • iCloud写真は削除も同期するので、それだけではバックアップになりません。
  • 一度も開いたことのないコピーは、バックアップではなく希望にすぎません。

3行でわかるルール

  • 大切な写真のコピーを3つ。オリジナルも1つと数えます。
  • 2種類の異なる保存先。1つが壊れてもすべてを失わないように。たとえばiPhoneと外付けドライブです。
  • 1つは離れた場所に。自宅で火事、盗難、浸水があっても何かが残るように。

iCloud写真だけでは満たせない理由

iCloud写真は、ライブラリをすべてのデバイスにそろえ、iPhoneをなくしても写真を守ることにかけてはとても優秀です。でも、これは同期です。iPhoneで写真を削除すれば、iCloud写真を使っているすべての場所で削除され、復旧できるのは「最近削除した項目」での30日間だけです。iCloud写真の写真はiCloudバックアップにも重複して保存されません。Apple自身も、ライブラリのバックアップコピーを別に持つよう勧めています。

つまり、iPhoneとiCloud写真の組み合わせで守れるのはiPhoneの紛失や故障までで、誤削除、アカウントの乗っ取り、同期の不具合には対応できません。そのための3つ目のコピーです。

iPhoneで実践する3-2-1

  1. コピー1:ライブラリが入ったiPhoneそのもの。
  2. コピー2(離れた場所):iCloud写真。iCloudを使っていなければ、ほかのクラウドサービス。
  3. コピー3(自宅の別の媒体):月に一度、または大切な旅行やイベントのあとに、ライブラリをMacやWindowsパソコン、外付けドライブに読み込みます。

「iPhoneのストレージを最適化」がオンだと、iPhoneには小さいバージョンが置かれ、フル解像度のオリジナルはiCloudにしかありません。3つ目のコピーはオリジナルから作りましょう。iCloud写真を使っているMacなら、写真アプリの設定の「iCloud」タブで「オリジナルをこのMacにダウンロード」を選び、ライブラリを外付けドライブにコピーします。

3つ目のコピーを独立させておく

  • ふだんは接続しないドライブに保管し、削除や同期が届かないようにします。
  • ドライブにあるからといってiPhoneから写真を削除しないこと。それではコピーが3つから2つに戻ってしまいます。
  • 最後にコピーした日付を、目に入る場所に書いておきます。

ちゃんと使えるか確かめる

年に1、2回、それぞれのコピーから何枚かの写真を、いくつかのビデオも含めてフルサイズで開いてみましょう。一度も開いたことのないバックアップは、ただの推測です。

プライベートな写真も忘れずに

金庫アプリに保管した写真は写真ライブラリの外にあるので、ここまでのどのコピーにも含まれません。Latentはすべての金庫を、iPhone上で暗号化したうえであなた自身のiCloudにバックアップし、別の媒体に保管できる暗号化アーカイブを丸ごと書き出すこともできます。内蔵の復元テストで、バックアップを復旧フレーズで実際に復号できるかを確認できます。

出典

  1. Apple — Set up and use iCloud Photos
  2. Apple — Backup methods for iPhone or iPad
  3. Apple — Transfer photos from your iPhone or iPad

あなたのものは、あなただけのものに。

試すのも自由、離れるのも自由。