写真のエンドツーエンド暗号化をわかりやすく解説
「暗号化」と「エンドツーエンド暗号化」は別物です。違いは、誰が鍵を持っているかです。
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要点
エンドツーエンド暗号化とは、写真があなたのデバイス上で、あなたのデバイスしか持たない鍵で暗号化されることです。そのため、写真を保管する会社にも読めません。iCloud写真がエンドツーエンドで暗号化されるのは「高度なデータ保護」をオンにしたときだけで、初期設定では鍵をAppleが持っています。
押さえておきたいこと
- 単に「暗号化」とあれば、たいていは事業者が復号できるという意味です。
- エンドツーエンド:鍵を持つのはあなたのデバイスだけ。
- その代わり、誰もあなたの代わりにアクセスを元に戻せません。
3種類の「暗号化」
- 転送中:サーバに届くまでは守られ、届いたあとは読める状態。
- 保存時、事業者が鍵を持つ:暗号化して保管されるが、事業者は復号できる。サポートのため、法的な要請に応じて、あるいは自社システムへの侵入のあとで。
- エンドツーエンド:あなたのデバイス上で、事業者が決して持たない鍵で暗号化。
通信中
途中は保護、届けば読める
事業者が読めるか
はい保存時
暗号化して保存、鍵は事業者が持つ
事業者が読めるか
はいエンドツーエンド
鍵を持つのはあなたのデバイスだけ
事業者が読めるか
いいえ「写真は暗号化されています」とうたうサービスの多くは、最初の2つを指しています。
iCloud写真の現状
標準のデータ保護では、AppleはiCloud写真を転送中と自社サーバ上で暗号化し、鍵を保持しています。iOS 16.2以降で使える「iCloudの高度なデータ保護」をオンにすると、iCloud写真はエンドツーエンドで暗号化され、鍵を持つのは信頼できるあなたのデバイスだけになります。なお2025年2月以降、Appleはイギリスの新規ユーザにこの機能を提供していません。
エンドツーエンド暗号化の代償
鍵を持つのがあなただけなら、アクセスを取り戻せるのもあなただけです。だからこそ「高度なデータ保護」では、復旧用連絡先か復旧キーの設定が求められます。誠実なエンドツーエンドの仕組みはどれも同じ原則に従います。事業者のための裏口がないなら、あなたのための裏口もありません。
アプリの主張を確かめる方法
- アカウントが必要ですか?メールでリセットできるなら、あなた以外の誰かがデータを開けるということです。
- 復旧フレーズや復旧キーをくれますか?それはたいてい、鍵が本当にあなたのものである証拠です。
- アルゴリズムを明記し、鍵の保管場所を説明していますか?